kubectlのインストール手順【AWS】

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仕事でEKSを導入する機会がありましたので、EKSのコマンドラインツールである「kubectl」をインストールする機会がありましたので、kubectlのインストール手順の紹介をします。

・macでkubectlをインストールしたい

Amazon EKSの概要

Amazon EKS(Ekastic Kubernetes Service)は、オープンソースのコンテナオーケストレーションプラットフォーム「Kubernetes」のマネージドサービスです。

コンテナを多数運用する場合、オーケストレータの導入が事実上必須となります。

このオーケストレータの世界で大きなシェアを占めるのがKubernetesです。EKSではKubernetesのコントロールプレーンに相当する「Master Node」が、冗長化やバックアップといった可用性・保全性が向上したマネージドサービスとして提供されます。

参考:AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解)
参考:https://kubernetes.io/ja/docs/reference/kubectl/

インストール手順

今回はAWSの配布ページからkubektlのインストールを行います。

下記のページを参考にインストールを行いました。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/eks/latest/userguide/install-kubectl.html

私の環境はmacOSなので、上記リンク先より下記のコマンドを実行。

curl -O https://s3.us-west-2.amazonaws.com/amazon-eks/1.26.2/2023-03-17/bin/darwin/amd64/kubectl
kubectlのインストール手順

実行したら下記のようになります。

kubectl実行画面1

次にダウンロードしたファイルにパーミッションを付与します。

chmod +x ./kubectl
kubectl権限付与

次にホームディレクトリにある「./bash_profile」に下記の環境変数を設定します。

export PATH=$PATH:$HOME/k8sbook/bin

viエディタやテキストエディタを用いて下記のように記載してください。

先ほどの記載を反映させます。

source ~/.bash_profile

以上で、作業は終了です。次に確認作業に入りましょう。

確認

PATHの確認

ここでは./bash_profileにきちんと反映されているか確認します。

下記のコマンドで環境変数を確認します。

env
環境変数追記確認

無事設定できているのを確認しました。

kubectlの確認

下記のコマンドを実行

kubectl version --client
kubectlの確認

WARNINGが出ていますが、インストールできているのを確認できました。

以上でkubectlのインストール手順を終了します。

参考資料