Lightsailで起動しているwordpressページの管理者ページの複数IPアクセス制限を実施したい【AWS】

LightSailアイキャッチ

Lightssail上で稼働しているwordpressサイトの管理者ページが誰からもアクセスできる状態だとまずいので、IP制限できる方法を紹介します。

自分のIPアドレス確認

まずは自分の使用しているIPアドレスを確認します。確認にはいろいろありますが下記のリンクからも確認が可能です。

https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

CMAN

設定ファイル確認

下記コマンドで仮想ホスト(VirtualHost)の設定情報を一覧表示し、どの設定ファイルで定義されているか確認

sudo /opt/bitnami/apache2/bin/httpd -S

設定変更

下記コマンドでバックアップを作成

 sudo cp /opt/bitnami/apache/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf  /opt/bitnami/apache/conf/vhosts/wordpress-vhost.conf_20250316

設定変更

sudo vi /opt/bitnami/apache/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf

“VirtualHost 127.0.0.1:443 default:443~~/VirtualHost”の中に下記を追記(イメージのIPアドレスは仮)

<Location "/wp-admin">
    Require ip 自分のIP
    Require all denied
</Location>

<Location "/wp-login.php">
    Require ip 自分のIP
    Require all denied
</Location>

apacheを再起動

 sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

確認

wi-fiからのアクセスはできましたが、iPhoneからのアクセス拒否が確認できました。

【参考】複数IP制限をかける場合

半角インデントを使用すれば複数IP制限をかけることが可能です。
下記は複数IP制限例

以上です!Lightsailはなかなか便利なサービスかと思いますので、参考になれば幸いです。