Docker Engineをインストール参考資料

先ほど作成したEC2にDockerをインストールしていきます。
ちなみに、こちらの手順はDockerの下記公式サイトを参考に作成しました。

Docker 公式サイト

https://matsuand.github.io/docs.docker.jp.onthefly/engine/install/ubuntu/

必要なパッケージをインストールする

①EC2にssh接続してください。

②Ubuntuのパッケージをアップデートするため、下記コマンドを実行。

sudo ap-get update

③Dockerエンジンに必要なパッケージのインストールを行うため、
下記のコマンドを打ち込んでください。

sudo apt-get -y install apt-transport-https ca-certificates curl gnupg-agent software-properties-common

※コマンドの説明は以下の通り

④DockerのオフィシャルGPGキーを追加するため、下記コマンドを実行
※GPGキーとはファイルが改ざんされていないことを確認するために使われる鍵のファイルです。

curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add -

「apt-key」は、「apt」が パッケージの認証に使用するキーの一覧を管理するコマンドです。
Ubuntu公式以外からパッケージを取得するには、このコマンドで認証する鍵情報を取り込んでおく必要があります。

参考）https://note.com/npaka/n/n58ce1fac14ef

Dockerレポジトリの追加

次にDockerレポジトリをapyリポジトリに追加していきましょう。

下記コマンドを実行し特にエラーが返ってこなければ終了です。

echo \
  "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
  $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null

ここで、リポジトリ追加の確認を行うために、apt-get-repositoryの説明をします。

apt-get-repositoryはubuntu公式以外のリポジトリ情報（今回の場合dockerリポジトリ）を/etc/apt/sources.list.d/に追加しております。
こうすることで、dockerリポジトリからインストールができるようになります。

つまり、/etc/apt/sources.list.d/にある、ファイルを確認すればdockerリポジトリが追加 されているのを確認することができます。

実際に確認してみましょう。下記コマンドを入力して対象のディレクトリに移動し、docker.listファイルを見てみましょう。

cd /etc/apt/sources.list.d/
cat docker.list

確かに、docker.listに先ほど実行した、dockerのリポジトリ情報が書き込まれているのを確認しました。
先ほどの更新をaptに反映させるため、下記コマンドを実行してください。

sudo apt-get update

Dockerインストール

これで、dockerをインストールする準備が整いましたので、インストールに進みましょう。
下記コマンドを実行して、Docker Enginと他一式をインストールします。

sudo apt-get install -y docker-ce docker-ce-cli containerd.io

以上でDocker Engineのインストール完了です。

確認

Docker Engineが正しくインストールされているかどうかの確認のために、
下記コマンドを実行してください。

sudo docker run hello-world

正常に応答が返ってきました。
下記実施は任意ですが、ubuntuユーザにもDockerを利用できるよう、グループに追加しておきます。

以上、でDocker Engineのインストールは終了です。