次にロードバランサーを作成していきたいのですが、ロードバランサー作成するために、サブネットを２つ用意しておく必要がありますので、サブネット作成の手順を紹介します。

サブネット・VPCのCIDR解説

ここではサブネットの解説と、せっかくなので、VPCの確認をしたいと思います。

必要ない方はサブネットの作成まで飛ばして結構です。

まず、AWSにログインし検索ペインよりVPCと検索し、VPCダッシュボードまで移動してください。

まず最初にVPCをクリックし、現在のインスタンスがあるVPCを確認してみましょう。

IPv4 CIDRが確認しておきたいポイントです。

今回はインスタンス１つなので、理解していなくて問題ないのですが、10.0.0.0/16の意味を少し説明します。

10.0.0.0/16を日本語でざっくりいうと「あたまに10.0と着いていたらこちらのVPCですよ〜」という意味です。

10.0.0.0を2進数で表すと、「00001010.00000000.00000000.00000000.00000000」となります。

ここで注目したいのは16という数字です。

今回の場合は/16なので、あたまから数えて16個までは一致していないと、こちらのVPCに入ってきてくれません。

サブネットも同様の考えです。IPv4 CIDRが10.0.20.0/24なので、あたまから数えて24個目まで一致していないとはいってきません。

２進数で表すと以下のとおりです。

ここで末尾の00000000が自由に使える部分です。もしこのサブネットにインスタンスを立てるとしたら内部のIPアドレスは10.0.20.0.2とか10.20.0.100とかになります。

（00000000と11111111とかはすでにawsで使われているので、全部は使えません。）

上記の知識を踏まえた上でサブネットを作りましょう。

サブネットの作成

awsにログインしVPCと検索し、VPCダッシュボードへ向かってください。

サブネットを選択しクリック

右上のサブネットを作成をクリック

下記の通り入力して作成、名前はなんでもいいです。

CIDRは/24にしました。あまり予約したくなかったのですが。/24か/28が良いと思います。

記入しましたら「サブネットを作成」をクリック

正常に作成できました

これでロードバランサーを作成する準備ができました。

次の章ではロードバランサーの作成に移ります。