SSL証明書の取得とRoute53ドメイン登録

All Contents
ドメインを取得しましたら、SSL証明書の取得とRoute53のドメイン登録に移りたいと思います。
この記事ではSSL証明書の取得とRoute53のドメイン登録手順を説明します。
SSL証明書とは?
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。
クレジットカード番号や、一般に秘匿すべきとされる個人に関する情報を取り扱うWebサイトで、これらの情報が盗み取られるのを防止するため、広く利用されています。
また、SSLは暗号化に加え、電子証明書により通信相手の本人性を証明し、なりすましを防止するなど、今日のインターネットの安心・安全を支えています。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/basic/structure/03.html
要するにクライアントとサーバが暗号化して通信できるということですね。
SSL証明書がなくともブログ運営は可能ですが、SSL証明書がない場合「保護されていない通信」と表示されてしまいます。
これはSEO的に大変よろしくないので、ブログ運営で収益化を目指している方であれば、ぜひSSL化実装するのを推奨します。
SSL証明書のリクエスト
では証明書取得の手順に入りましょう。
SSL証明書をもらうために、リクエストをする必要があります。
AWSにログインし、検索バーにACMと入力して上から2番目の「Certificate Manager」のダッシュボードへ移動し、「リクエスト」をクリック。

パブリック証明書をリクエストにチェックを入れ「次へ」をクリック

ここで、「この証明書に別の名前を追加を選んで、ドメイン名」と「*.ドメイン名」を2つ入力してください。
その他は下記のように入力し「リクエスト」をクリック。
※今回取得したドメインが「muchstd.solutions」だったので、「muchstd.solutions」と「*.muchstd.solutions」の2つを入力しています。

正常にリクエストされました。
※すでに表示されているのは、以前発行したものなので、関係ありません。

数分経ったら「保留中の検証」でACMに上がります。
レコードをRoute53に登録
次に証明書のレコードをRoute53登録します。
検索ペインからACMと入力しACM(AWS Certificate Manager)のダッシュボードへ移動し、
今回作成した証明書のリンクをクリック。

次に「Route53でレコード作成」をクリック

表示されましたね、「レコードを作成」をクリック

正常に作成されました。
10分ほどで検証が完了になりますので、時間をおいて待ちましょう。

なんだかんだ20分くらい待ちましたが、「ステータス:発行済み」になりました。

以上で、SSL証明書の取得は終了となります。
ちなみに、証明書の取得後にCNAME名でdigを行うと値が返ってきますので、是非確認してみてください。
dig +short CNAME名

dig NS muchstd.solutions

以上でSSL証明書の取得とRoute53ドメイン登録は終了です。